- 仲間はずれにされたくない
- みんなに愛される人間になりたい
- 誰にも嫌われず、応援されたい
多くの人が、こんな感情の中で生きている。
だけどはっきり言う。こんな事を考えているうちは、絶対に無理だ。
「嫌われていい」と腹を括れない人間を、一体誰が好きになるんだろうか。
好かれようと考えるほど、誰にも好かれない
これは俺の体感ですが、友達がやたらと多くてみんなに好かれている人ほど、血をわけた兄弟のような「親友」という存在がいないんですよね。
たしかに、大勢に好かれてよく遊びにも誘われて、いつも誰かに囲まれている人間は「映えて見える存在」ではある。一見、羨ましい人に見える。
だけど、そういう人ほど、蓋を開けてみれば「1人ぼっち」の孤独に苦しんでいる人が多い、と思った事はないですか。
嫌われたくないと願って必死になっていた過去の俺
昔の俺は、常にこの思考で生きていました。
ADHDという障害を持っている僕は、時々「衝動性」に駆られて無意識に人を傷つけてしまう事があります。
だからこそ、自分を殺して、誰も怒らせないように必死になっていたんだと思う。
- コンプレックスをいじられても怒らない
- イジリがエスカレートしてイジメになっても笑顔
- 「他人が求める自分像」を演じ続ける
- 傷ついてもヘラヘラ笑ってごまかす
子供の頃からよく人に嫌われ、イジメられてきた俺は、常にこんな生き方をしてきた。
だけど、情報発信を始める直前。俺は気づいたんですよ。
「嫌われない人間は、誰にも好かれない」という事実に。
「嫌うなら嫌え、これが俺だ。」という覚悟
誰かに好かれようと必死になって、結局うまくいかず、誰にも必要とされない孤独を感じている人は、早々にこの価値観を持つべきだと俺は思います。
本当に自分を好きだと思ってくれる人は、たとえ自分がどんなに落ちこぼれようが、誰に嫌われようが、絶対にいつもそばにいてくれる。
- 非常識だ
- 普通じゃない
- 気が遣えない
- 空気が読めない
こんな事を言われるのが怖くて、自分を殺して誰かと接しても、結局それは自分じゃないんですよね。
非常識でも、
普通じゃなくても、
気配りができなくても、
空気が全然読めなくても、
そんなお前がおもしろいから好きだ。
と言ってくれる人だけを大事に、生きる。
誰かのご機嫌取りをしている人間は、永遠にご機嫌とりをする人生だろうなと思います。
好きといってくれる人がいれば、それでいい。
程度にもよりますが、小さな非常識で人を嫌う人間なんて大抵「ただの器が小さい奴」なので、気にしなくてOKなんですよね。
器が大きすぎる社長さんとご飯を食べた時の話
先日、とある社長さんにご飯に連れて行ってもらった時の話なんですが、「この料理おいしいんよ!」と、その時のメンバーが盛り上がっていて、俺にも勧めてくれました。
ただ、見た目的に俺の好みではなさそうな感じだったんですが、一応食べてみる事に。
一般的には、気をつかって「美味しいです」と言いますよね。
でもまあ俺はバカなのかなんなのか
と笑ってしまい、正直「アッ、ヤバ。」ってなりました。
でも、その時のみんなはこんな反応を。
驚きました。こんなにも器の大きな人がいるのか、と。
器の小さい人間なら「こいつ空気読めない嫌な奴だな」と判断すると思うんですが、その人たちは違いました。
結局、好かれようとせず素直な自分でいると、そんな自分を好きだと言ってくれる人がいる。
心から実感した瞬間でしたね。
小さい事で誰かを嫌う人間なんて、大抵「ただの器小さい奴」なんで、気にしなくてOKです。
「自分らしく」が最高の生き方
俺がこの1年、情報発信を通して多くの人と関わるようになって感じた事です。
嫌われないよう生きれば、結局は誰にも好かれない、慕われない。
「俺らしく生きる」という強い意志が欠けていた事に気づいてからは、多くの人に慕われ、嫌われた。
でも、それでいいんです。
嫌われ者の自分を受け入れて、そんな自分をどう表現するか。
嫌われる覚悟を持って、全力で這い上がれば、その先には多くの出会いがある。
世界一の嫌われ者は、世界一の人気者になれる。
どんなに愛されている人間も、裏では数えきれない批判と戦ってる。
誰かに好かれるということは、誰かに嫌われるということ。誰にも嫌われたくないなら、意見を言わず、周りに合わせ、自分を殺すしかない。
結局、人に好かれようとするほど、誰にも好かれないし嫌われない。好かれたいなら嫌われろ
— コロブ(Yuya Tsukamoto) (@korobl0g) August 20, 2020