iPadを「PCの代わり」にすると詰みます。【結論:Sidecar専用です】

iPadを買うか悩む人「iPadがあればPCは要らないという声をよく見るけど、実際どうなんだろう。iPadで全部完結するなら、わざわざ高いお金払ってPC買いたくない…。」

今日はこんな疑問に答えていきます。

結論から言います。iPadがPCの代わりになるなんて、ありえません。

本記事の内容

  • iPadメインで仕事をすると、死にます。
  • あくまでiPadはサブ。PCは必須です。

iPad OS 14が発表され、多くのインフルエンサーなどが「iPadだけで完結する時代だ!」と言ってますが、その言葉を鵜呑みにすると、痛い目に合います。

僕自身2020年1月にiPad Proを購入して約1年ほど肌身離さず使用してきました。もちろん、最高にかっこいいし役に立ちますが「メインに最適だ」と感じたことは一度もないので、その理由を書いていきますね。

iPadはPCにはならないが、最強です

iPadはPCにはならないが、最強です

  • iPadはサブPCとしても、正直微妙
  • タブレットシェア世界一は、iPad。
  • iPadは最強タブレットです。

前半は「iPadなんて要らねえよ」みたいなニュアンスで話しましたが、決してそんなことはない。

メインとしてでなく、サブとして使えば最強のパフォーマンスを発揮するのがiPadです。

iPadはサブPCとしても、正直微妙

  • 短時間、外で軽い作業をする時
  • PCを持ち歩きたくないとき

こんな時は、iPadがおすすめ。

と言いたいとこなんですが、僕はMacBook Pro13インチを使ってまして、正直iPad Proと大きさも重さも変わらないので、全然サブPCになりません。

というのも、iPadをメインPCとして使用するなら、Majic keyboardが必須になるんですが、これが結構重くて。Mac単体と、Majic Keyboard装備のiPadは、ただただ機能が異なる別物って感じですね。

なので、普段デスクトップPCや大きめのノートPCを使ってるよって人は、サブとして使えるとは思います。が、MacBook Proを使ってる人なら、iPadをサブで使うとただただ作業効率が下がるだけですね。

タブレットが欲しいならiPad一択

世界のタブレットシェア率(2020年4月〜6月)
Apple 40.0%
Samsung 17.0%
Huawei 11.1%
Amazon 7.8%
Lenovo 6.2%
Others 18.1

さんざんiPadを貶してますが、タブレットとしてはマジで最強です。

特に最近出たiPadなんて、マジでコスパやばすぎて価格崩壊してるんじゃない?くらいの化け物スペックですもんね。

なので、PCは要らないけどタブレットが欲しいなって人は、iPadを選んで間違いありません。

iPadの正しい用途

  • 動画鑑賞
  • ブラウジング
  • 読書
  • ゲーム
  • イラスト
  • Macのサブモニター(Sidecar対応端末のみ)

本来、iPadの用途は上記の通り。

iOS14の登場とMagic Keyboardの登場で、よりPCのように扱いやすくなったというだけで、基本的な使い方はやはり変わりません。

例えばYouTubeを見たい時なんかは、PCだといちいちブラウザ→検索→YouTubeですが、iPadはYouTubeアプリを開くだけ。こういう用途なら、iPadだけ買って正解だと思います。

iPadがメインPCになり得ない理由

iPadがメインPCになり得ない理由

  • 細かい操作に向いてない
  • 全てが簡潔化されすぎて、効率が悪い
  • iPadは拡張機能が皆無

上記の通りで、そもそもiPadはメインPCとして作られていません。

そりゃそうですよね、PC使いたいならMac買ってくれって話です。なぜタブレットのiPadをメインPCにしたがるのか…。

細かい操作に向いてない

指で操作することをメインとして設計されているiPadで、PCレベルの繊細な作業を行おうとすると、確実に詰みます。

PCの画面って、操作項目が多く一つ一つが細かく設計されてます。

タブレットは一つ一つが大きく簡潔化されており、これを無理してPCにしようとすれば、対応できなくなるのは当然の話。

全てが簡潔化されすぎて、効率が悪い

  • Chromeのブックマークバーがない
  • タブの一括削除がない
  • デベロッパーツールがない
  • Excel,WordなどのOfficeツールの機能がしょぼい
  • Adobeツールも全てが簡易版

結論、iPadをメインにすると、詰みます。

特にiPadで仕事をしようとすると、いかにブックマークバーが大切な機能か、というのがわかる。

ワンクリックでいきたいサイトに飛べるPCと、いちいちブックマークバーを開いて、開きたいサイトを探して開くのでは、もうクルマと原付くらい違う。

iPadは拡張機能が皆無

  • iPadはストレージしか拡張できない
  • ニッチな拡張機能は非対応
  • 接続端子が1個だけ

これも、結構細かい話なんですが、マジで重要オブ重要。キングオブ重要なので、細かく解説します。

iPadはストレージしか拡張できない

  • 外部ディスプレイを繋げない
  • 外部スピーカーに繋げない

「いやそんなん要らんやろ」と思うかもしれませんが、今のあなたは要らないだけで、未来のあなたは必要になる可能性があります。

PC一台で作業してると「もう一個画面欲しいな…。」となるのは、必然。そんな時に、iPadだと詰みます。

ニッチな拡張機能は非対応

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わからない人のためにもっと簡単に言えば、iPadとは「PCでできる作業の一部を簡潔にして効率化したもの」であり、PCになることは絶対にありません。

「iPadだけで作業が完結できる!」とか言ってる人は、シンプルに「写真撮ってちょっと編集したり、文字書いてるだけ」の人です。

接続端子が1個だけ

iPhoneの充電がない、充電しよ。あっ、AirPodsの充電もない、充電しy…1個しか挿せんやんやないかーーい!

こんな感じになります。

僕の場合、外で作業しながらiPhone、AirPods、iQOSを同時に充電したりするので、iPadだけとか生きていけません。

僕が使っているMacBook Proの場合、USB-C接続端子が4つついてるので、全て充電可能。地味ですが、めちゃくちゃ重要。iPadに関しては、本体充電してたら、もうそれで終わりですからね…笑

iPadはMacがあって初めて本領発揮する


僕がMacBook ProとiPad Proを使っていて、最も使用頻度の高い機能がこちら。

Sidecer

iPadがMacのサブディスプレイになる「Sidecar」である。

これがもう便利すぎて2度と手放せない。

通常、PCにサブディスプレイを繋ぐ時は、HDMIやDisplayPortといったケーブルを繋いで表示させます。

しかし、SidecarさえあればMacのボタンをポチッと押すだけで、ケーブルなしですぐにiPadがサブディスプレイとして使用できます。

Sidecarの対応機種

  • Mac
    • MacBook Pro (2016 年以降に発売されたモデル)
    • MacBook (2016 年以降に発売されたモデル)
    • MacBook Air (2018 年以降に発売されたモデル)
    • iMac (2017 年以降に発売されたモデル) または iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)
    • iMac Pro
    • Mac mini (2018 年以降に発売されたモデル)
    • Mac Pro (2019 年に発売されたモデル)

  • iPad
    • iPad Pro (全モデル)
    • iPad (第 6 世代) 以降
    • iPad mini (第 5 世代) 以降
    • iPad Air (第 3 世代) 以降

ほとんどのiPadで対応してるので、ぜひ活用してみてください。

結論:iPadはPCの代わりにはならない

このツイートの通りです。

それでは、今日はここまで。

アデュー。

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