「違いがわかるなら、いずれ書ける。」
どうもコロブです。今回は、読みやすさに絞った10項目を紹介していきます。
一度読んだだけでは内容が伝わらない。よく違った解釈をされてしまう。これは、主観的な文章を書く人に多く見られる特徴です。〝読み手の立場になって書く〟を覚えるだけで、いっきに「読みやすい文章」になるので、ぜひコツを学んでって下さいな。
読みやすい文章10のコツ
- 読者に説教しない
- 話をダラダラ引き伸ばさない
- 堅苦しい論文のような文章はやめよう
読みやすい文章を書く前に、まず上記3つに当てはまっていないかをよく確認してみてください。
「知っていて当然」→「知らなくて当然」の意識に変えて、常にわかりやすくシンプルに。
1段落1エピソードを守る
夜寝る前にスマホを見ている人は今すぐやめた方がいいのですが、どうしてもやめられない場合は「手の届かない場所におく」「電源を切る」「21時以降は画面の明るさを暗くする」といった対策を取ると良くて、これをすると「寝付きが悪い」「眠りが浅い」「疲れが取れない」といった問題が解決します。
どうでしょう。
鬼読みにくいし、もう結局何言ってるかわからない。
これが「一つの段落に複数の話題を入れる」ということです。
寝る前スマホをやめるだけで「眠りが浅い・寝付きが悪い・疲れが取れない」といった悩みは全て解決します。
どうしても寝る前スマホをやめられない!そんな人は、下記の対策がおすすめ。
- 電源を切る
- 手の届かない場所に置く
- 21時以降は画面を暗くする
さっきより、読みやすいしわかりやすい。
このように、1段落で触れる話題を一つに絞ることで「不要な話をしない・論理的で読みやすい」文章を書くことができます。
段落の冒頭であらすじを書く
もう一度、さっきの例を見てみましょう。
- Before:夜寝る前にスマホを見ている人は今すぐやめた方がいいのですが
- After:寝る前スマホをやめるだけで「眠りが浅い・寝付きが悪い・疲れが取れない」といった悩みは全て解決します。
前者は「筆者の主張」を書いているのに対し、後者は「読者の利益」を最初に書いています。
「この文章を読むと、あなたにはこんな得がありますよ」というあらすじを、最初に伝えることが大切なんですね。
読点を正しく使い、リズム良く
読点は、文章を読みやすくして、誤読を防ぐ効果があります。
- 初代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンは言った。
- 初代アメリカ合衆国大統領 、 エイブラハム・リンカーンは言った。
上記のように、読点を正しく使うだけで、文章の読みやすさは天と地の差があります。
読点を上手に使うコツは、下記の通り。
- 主語のあとに使おう
- 名詞が連続する時に使おう
- 漢字、ひらがなが連続する時に使おう
主語のあとに使おう
- Before:僕はこれまで100万文字以上の文章を書いてきたのだが、
- After:僕は、これまで100万文字以上の文章を書いてきたのだが、
名詞が連続する時に使おう
- Before:学校も職場も家庭もすべてを充実させてこその人生だ
- After:学校も、職場も、家庭も、すべてを充実させてこその人生だ
漢字、ひらがなが連続する時に使おう
- Before:文章が読みにくいときはひらがなと漢字に注目しよう
- After:文章が読みにくいときは、ひらがなと漢字に注目しよう
できるだけ簡単な言葉を使う
大した実力ないのに能力を見せびらかす奴、いますよね。
専門用語のほとんどは簡単な日本語に置き換えることができます。ゆえに、その努力を怠るのは「簡潔化できない無能」ということになります(´・ω・`)
『ランディングページ』⇒人気の記事
こういうふうに、わかりやすく伝える意識を持つこと。
どうしても用語を使わなければいけない時は、注釈として、言葉の説明を足しておきます。
『セグメント設計においてなんたらかんたら・・・。』
(※セグメントとは「得られたデータをもとに顧客をグループ分けすること」だよ!)
こんな感じで。読み手も理解しやすくなりますよね。
接続詞を削って短くシンプルに
多分、誰しも経験のあることだと思います。(あれうるさいですよねw)
「あと〜/〜だけど…/〜ですが」のような接続詞を多用して、どんどん話を展開させちゃってるそこのアナタ。
ソレ、口うるさいと思われてますよ。笑
どんな主張も、理由を明確に
在宅勤務をしたいなら、まずはパソコンを買いましょう。
在宅勤務をしたいなら、まずはパソコンを買いましょう。WEBライター、動画編集、ブロガーのような、PC必須のお仕事なら在宅でも簡単にできるからです。
一見、「理由を述べる」なんて当たり前の話。ですが、コレが意外とできていないのです。
というのも、主観的に話を進めてしまう初心者は「このくらい言わなくてもわかるだろ」という先入観が強いため、無意識で理由を省いてしまう。
特に知識豊富な、自分の得意分野で文章を書くときに一番気をつけるべきポイントなので、要チェックです。
受け身表現を減らして説得力をUP
WEBライターに一番重要とされているのは「営業力」だと言われます。文章力は基本ができていれば問題ないと言われていますが、あるに越したことはないと思われます。
WEBライターに一番重要なのは「営業力」です。文章力は基本ができていれば問題ありません。しかし、あるに越したことはない。
どちらの意見に説得力を感じるか?一目瞭然です。
前者ですね。後者はナルシストでキモいです。
嘘です、後者を参考にしましょう。
漢字3割:ひらがな7割を意識
- 丁度到着したところです。
- ちょうど到着したところです。
漢字4文字→2文字に変えるだけで、こんなに見栄えが違うってスゴイ。
特にビジネスメール、チャットなんかでよく見るのが、コレ↓
「誠に有難う御座います」
いや、読みにく!!!ひらがなで書けよ!!!ってなりますね。
頭の良い文章を書こうとして、アホになっちゃう典型的なパターン。気をつけましょう。
熟語を多用せずシンプルに
これも専門用語を多く使ってしまう人や、頭の固いエリートに多いタイプ。
インターネット読者の集中力をナメてるんですよね。小学1年生に辞書を読み聞かせてるようなものです。
大袈裟でも何でもなく、それほどネットユーザーには集中力がありません。できるだけ簡潔に、わかりやすく、親しみのある言葉を使いましょう。
数字データで説得力をつける
- 2020年の統計によると、日本の人口の約30%が65歳以上となり、高齢化社会は飛ぶ鳥を落とす勢いで加速しています。
「日本の人口の約30%が65歳以上」という数字を使い、説得力をあげています。
これはよく見るパターンなので、ここでさらに説得力を増やしてみましょう。
どうでしょう、少し危機感を感じますよね。
このように、比較対象を補足することで、数字の説得力はさらに向上。読み手にブチ刺さってしまいます。
まとめ:重要なのは、テクニックじゃない
というのも、文章を書いているときに「熟語が〜数字が〜受け身表現が〜」とか言ってたら、キリが無い。そんなん言ってたら何も書けない。
僕が紹介したのは「レベルアップするための手段」であって、義務ではありません。間違っても「こんな事もできない自分じゃダメだ」なんて、そんなこと考えないでくださいね。
肩のチカラを抜いて、余裕のある、優しい文章を書いて欲しい。楽しむことを忘れたら、一旦筆を置いてもいいのです。
それでは、今日はここまで。アデュー