今日はこんな疑問に答えていきます。
- 被リンクのメリット・デメリットを解説
- 被リンクを増やす方法を解説
- 超絶危険な被リンクを解説
RankTrackerでバックリンク分析をしてみた結果、このブログは、2020年10月23日時点で40個の被リンクがついています。
個人ブログの中では結構多い方だと思うので、記事の信頼性に繋がるはず。
被リンクを増やす前に!基礎知識です
被リンクとは、自分のサイトではない別のサイト、ブログから、自サイトへ貼られたリンクのこと。バックリンク、外部リンクなどと呼ばれる事が多いです。
多くのサイトから被リンクをもらえると、SEO評価が高まり検索順位の上昇につながる。と言われています。
ですが、これだけで被リンクを理解した気になって初心者が被リンクを扱うと、ペナルティ対象となり検索順位から吹き飛ばされる可能性も高くはない。
- 被リンク量産はやめましょう
- 定期的な被リンクチェックをしましょう
- 被リンクチェックと否認を定期的にすべし
順に解説していきます。
被リンク量産はやめましょう
- リンク購入や自作自演で被リンク量産
- 相互リンクサイトへの登録で被リンク量産
被リンク量産施策として、ひと昔前のSEOではブラックハットと呼ばれる上記の手法が蔓延。
これを問題視したgoogleは、対策を実施。検索エンジンアルゴリズムの度重なるアップデートにより、ペナルティが課されるようになりました。
検索順位の大幅低下、圏外への除外。アクセスが激減します。
定期的な被リンクチェックをしましょう
Google Search Consoleを使えばOKです。
他サイトでは「SEOTOOLS」「hanasakigami」「Majestic SEO」など色々紹介されてますが、安心してください、クソです。
全く被リンクされてないサイト出てくるし、サイトが見つかりませんとか言うし、マジでゴミ。
ん〜…被リンクチェックに人生かけるならまあ使ってもいいけど…。
月額1万円くらいするんすよ、高すぎ。そこまでかけるより記事書いた方が結果が出るので、不要かなと。
被リンクチェック方法と否認方法
-
- Google Search Consoleを開き、メニューバーの「リンク」をクリック
-
- 右上の「外部リンクをエクスポート」→「最新のリンク」をクリック
-
- 好きな項目を選んでダウンロード
あとは、リストから悪質な被リンクがないかを確認していく作業です。
最強に大変ですが、ここは気合で頑張りましょう。
めんどくさい場合は、下記の「リンク元サイト」からドメイン単位で確認していくとOK。まあページ単位で確認した方が、確実です。
否認リンクテキストファイルの作成
否認したいサイトドメインURL、ページURLをテキストファイルに羅列しましょう。
こんな感じ。(※これは僕の否認リストです)
- ドメインを否認する場合は
domain:
を先頭にいれhttps://
は省く - テキストファイルで作成すること(※CSV、Excel等は不可)
- 「UTF-8」形式で保存すること
よくわからない、という人は、下記にテンプレートをおいておくので、どうぞ。
1 2 3 4 5 |
# 否認するドメイン domain:ここに否認したいドメインを記入してください # 否認するページ ここに否認したいページURLを記入してください |
被リンクを増やす具体的方法
- 最新の情報を書く
- 情報の専門性を高める
- 関連性の高い情報量を意識する
- 読者の感情を揺さぶる記事を書く
- マンガや動画、イラストを活用する
- 同ジャンルサイトに直接被リンク依頼をする
- 「使い方」「コツ」などのノウハウコンテンツはシェアされやすい
まあ簡単にいえば「高品質なコンテンツを作る」ってことですね。
高品質なコンテンツを作ることで、被リンクが増える可能性があるのは、Googleもこのように述べています。
自分のサイトに他のサイトから高品質で関連性の高いリンクを作ってもらうには、インターネット コミュニティで自然に人気を得られるような、関連性の高い独自のコンテンツを作成するのが最も効果的な方法です。良質なコンテンツを作成すると、それが利益につながります。リンクは編集者による人気投票のようなもので、役に立つコンテンツを多く提供するほど、そうしたコンテンツが自サイトのユーザーにとって有益だと気付く人が増え、そのサイト コンテンツへのリンクを設定してもらえる可能性が高くなります。
最新の情報を書く
被リンクを増やす上で、最新の情報をのせておけばGoogleも高くサイトを評価するため、比較的被リンクが増えやすくなります。
また、ここでオリジナルの情報を載せる事ができればなお評価がUPし被リンクも増えやすくなるので、意識してみよう。
情報の専門性を高める
例えば「ブログの記事で大事なのは文章構成である」というテーマで記事を書いたとして、有名ブロガーの記事構成を紹介する時に被リンクを貼るなど。
「ブロガーの○○さんの記事が参考になります」みたいな感じですね。何かの専門家として記事を書けば、その分被リンクは増えやすくなっていきますよ。
関連性の高い情報量を意識する
例えば今、あなたは被リンクの事が知りたくてこの記事を見ているでしょう。ですが、知りたいのは被リンクが増える方法だけですか?
「危険な被リンク先を知っておかないとブログは伸びない」と言われたら、危険な被リンク先が載っているページも見たくなる。
そうすると、危険な被リンク先を一覧として載せているページがあったら、被リンクを貰えますよね。そういうことです。
読者の感情を揺さぶる記事を書く
- 思わず泣いてしまう話
- 笑わずにはいられない話
- 怒りがおさまらない話
- 癒されて幸せになる話
こういった、読者の感情を揺さぶるコンテンツは被リンクが集まりやすいです。
現に、このブログで1番被リンクが集まっているのは僕の人生を綴った自伝記事で、感情を揺さぶるコンテンツです。
マンガや動画、イラストを活用する
マンガやイラストを使ったネット記事がよく紹介されているのを目にした事ってないですか?
誰でもありますよね。よく見ると思うんですが、あれはシンプルにわかりやすくおもしろいので、シェアされやすいんですね。
同ジャンルサイトに直接被リンク依頼をする
これはいろんなブロガーがやってる施策で、結構効果絶大です。
僕はインフルエンサーとして1番仲の良いアフィラさん(@afilasite)が運営する作業ロケットと、ぴよめっと(@piyometto)の2人と相互被リンクを当ててます。
- 1ヶ月ほど期間を空けて、同時に貼らないこと
- 関連性の高いジャンル同士で被リンクを貼ること
- ドメインパワーが低すぎる人とは貼らないこと
- 読者が被リンク先サイトをしっかり読み込むように誘導すること
上記4つを意識して、相互被リンク施策を実施するとOKです。
「使い方」「コツ」などのノウハウコンテンツはシェアされやすい
ノウハウコンテンツは基本的に「テキスト+画像解説」という手間がかかり作業が多い。その手間を省くため、被リンクを貰いやすい傾向にありますね。
被リンクを増やす施策としては他にも、
- SNSを活用する
- 自分で他サイトから被リンクを増やす
- 被リンク営業をする
- 商品紹介をして企業サイトから被リンクを貰う
といった方法があり、これは初心者でも自分1人でできるので、比較的楽に被リンクを増やす事ができる。
詳しい方法はブログで被リンクを獲得する5つの方法【増やし方・確認方法を解説。】にて解説されています。
増やすとNGな危険被リンク一覧
- ブログ村などのディレクトリサイトからの被リンク
- コピーコンテンツなどの低品質ページからの被リンク
- 隠しテキストの被リンク
- キーワードが乱用されたアンカーテキストの被リンク
- 全く関連性のないサイトに貼られた被リンク
- 購入した被リンク
- 広告が過剰に掲載されているサイトからの被リンク
- アダルトサイトからの被リンク
リンクを増やす上で知っておくべき危険な被リンクとは、いわゆる「スパムリンク」と呼ばれるものです。
スパムリンクが貼られた場合、Googleから手動でペナルティが課される可能性があり、こうなってはマジでオワコンなので、絶対にここだけは理解しておいてください。
リンクプログラム(Google Search Console公式)にて、Googleが考える低品質な被リンクについて詳しく解説されてるので、ブロガーなら一度は目を通しておきましょう。
ブログ村などのディレクトリサイトからの被リンク
代表格としては、あの「Yahoo!」が挙げられますね。
「え?Yahooから被リンクもらったらヤバいの?」って思うと思うんですが、正直これは「わからない」というのが現状です。
- Yahoo!
- にほんブログ村
- 人気ブログランキング
誰でも手軽に被リンクを獲得できる「ブログ村」などは、SEO業界ではスパム認定される可能性が囁かれています。
しかし、明確にスパムサイトとは言われていないので、最終的には「自己責任」なんですが、僕は怖いので登録していません。
ただこれだけは言える。
コピーコンテンツなどの低品質ページからの被リンク
こういった悪質な自動生成コンテンツはユーザーに無価値だと判断され、ペナルティ対象となっています。
- 被リンクを増やせば検索順位が上がると勘違い
- コピペ記事を量産して自サイトへ被リンク
- ペナルティくらって絶望
というケースになりかねないので、気をつけましょう。
隠しテキストの被リンク
昔はこういった隠しテキストで広告を踏ませて広告収入を得るといった手法が蔓延し、隠しテキストはペナルティ対象となりました。
キーワードが乱用されたアンカーテキストの被リンク
また、同じアンカーテキストで同じ飛び先の被リンクを大量に貼ってあるのもNGです。
SEO業者がブラックハットの一つとして作ったサテライトサイトによく見られる手法で、少しでも「不自然だな」と感じる被リンクが貼ってあれば、すぐに否認しておきましょう。
全く関連性のないサイトに貼られた被リンク
これは、僕がさっきしたツイートです。
つい先日の話。
検索順位もだいぶ上がってきてアクセスも増えたので、悪質な被リンクとか当てられてるんじゃないかと思って調べてたら、まあ結構あったんすよ。その中で1番わけわかんねえってなったのが、
「野菜のサイト」から被リンク。俺は野菜売ってねえぞ
— コロブ@19記事100万ブロガー (@korobl0g) October 27, 2020
検索順位もだいぶ上がってきてアクセスも増えたので、悪質な被リンクとか当てられてるんじゃないかと思って調べてたら、まあ結構あったんすよ。その中で1番わけわかんねえってなったのが、
「野菜のサイト」から被リンク。俺は野菜売ってねえぞ
こんな感じの事が、結構あります。マジであります。否認しましょう。
購入した被リンク
世の中には、有料リンクと呼ばれる「月額2万円で1000個のサイトから被リンクしますよ」と、金銭のやりとりを伴うリンク提供サービスが存在します。
2016年9月23日、Googleが公に「スパムや低品質なリンクを対象としてWEBサイトの評価を調整する」とアナウンスしたペンギンアップデートにより、これらはSEOでペナルティ対象となりました。
サイト自体が死んでしまう可能性がある
こういったケースも多く存在し、この場合新規ドメインで新たにサイトを立ち上げるか、リンク否認ツールを使い対策するほかありません。
悪魔に魂を売るようなもの。絶対にやめておきましょう。
広告が過剰に掲載されているサイトからの被リンク
上記のようなサイトで、これは他サイトで紹介されていた海外サイトです。
このようなサイトは、掲載内容のほとんどが広告でユーザーにとって明確なメリットが全くありません。
下記のようなサイトから被リンクされている場合、すぐに否認する事をおすすめします。
- ファーストビューで広告が多すぎる
- メインコンテンツがどこかわからないくらい広告ばかり
アダルトサイトからの被リンク
- 成人向け画像が表示されるサイト
- 成人向け動画が埋め込まれている、リンクされているサイト
- 成人向け広告が表示されるサイト
上記のようなサイトは否認対象と考える人が多いですが、実は間違った認識です。
これはGoogleのジョン・ミューラー氏がTwitterにて回答している証拠もあるので、信憑性は高いかと。
Adult sites aren't automatically spam, and links from them not automatically unnatural / problematic.
— 🍌 John 🍌 (@JohnMu) August 5, 2016
- 質問者
- 「違反行為をしているわけではないのですが、アダルトグッズの販売をしているサイトがある。否認すべきですか?」
- ジョン・ミューラー氏
- 「アダルトサイトが全てスパム対象ではないし、同様にアダルトサイトからのリンクも全てが問題になるわけではありませんよ。」
アダルトサイト=普通のサイトと同じ扱いになると考えてOKです。
一見、アダルトサイトと聞くとスパム対象っぽい印象を持つが、そのサイトがスパム行為をしていなければ特に問題はないんですね。
ただ、アダルトサイトは動画を再生しようとしただけで「登録完了しました」と、ユーザーが意図しない外部サイトへアクセスさせるなどの詐欺行為を行っているサイトも少なくありません。
男なら誰でも見た事があるやつ。そうそう、これ。こういうのが多いのがアダルトジャンルなので、しっかりと”確認が必要”ですよね。
あくまで被リンク調査のため。下心なんてありません。仕事です。問題なし。
(`・ω・´)
警告が表示されるサイトからの被リンク
- プライバシー保護がされていないサイトからの被リンク
- フィッシング詐欺サイトのような偽サイトからの被リンク
- 危険なコンテンツを含む可能性のあるサイトからの被リンク
主に、上記3つのようなサイトで、この場合は警告画面が表示されます。
プライバシー保護がされていないサイト
この警告が表示されるサイトの場合、安全性の保証がされません。
SSL化設定をし忘れているサイトの場合が多いんですが、この場合外部サイトから攻撃され内容の改竄、ウイルス設置などをされる場合があります。
また、個人情報を盗まれる可能性もある為、こういったサイトからの被リンクは否認しておきましょう。
フィッシング詐欺サイトのような偽サイト
Google Chromeに装備されている機能で、悪質サイトにアクセスしそうなユーザーへ表示される警告です。
この表示がされるサイトも、個人情報を盗まれたり外部から攻撃される可能性があるサイトなので、被リンクされている場合は否認が必要となりますね。
危険なコンテンツを含む可能性のあるサイト
PCのセキュリティソフトが反応して警告が表示された場合、上記のような画面が表示されます。
上で紹介した二つのサイト、ウイルスを検知した場合も表示される画面で、もちろんこんなサイトから被リンクされていてもいい事はありません。
結構よくあるケースなので、定期的に確認→否認作業をしておきましょう。
結論:被リンクを増やしたいなら良いコンテンツを提供し続けること
- ユーザー第一の高品質コンテンツ
- 拡散されやすいコンテンツを意識する
- 故意に被リンクを増やそうとしても良い事はない
被リンクの扱いは、SEO対策の中でも最も難しい作業の一つです。
「被リンクがたくさんあった方がいい」という浅はかな認識で増やしても、あまり良い事はないのでやめておきましょう。
被リンクを増やすなら、読者の為になるコンテンツを作り、SNSなどを活用して拡散する。これが最強です。
それでは、今日はここまで。アデュー