今日はこんな悩みを解決しようと思います。
僕がADHDと診断を受けてから、もう5年が経ちました。
診断結果を聞いて「仕事が続かないのは病気だからしょうがない」と安心する感情を抱きながらも、結局現実は何も変わらないという事実に、絶望してました。
あれから5年経った今、僕はフリーランスとして生活しています。
おそらく、当時の僕のように人生に絶望している人も、多いはず。でも、安心してください。
世界は、想像以上に広い。君が今、目の前が真っ暗だとしても、それは君の見ている狭い世界が真っ暗なだけ。ちょっと視野を広げれば、いっきに明るい未来がやってくる。
今日は、君の人生に少しでも役に立つよう、僕なりに『ADHDでも続く仕事』を書いていこうと思う。
- ADHDでも続く仕事は確実にある
- ADHDだからと絶望するのは、早すぎる
【ADHDでも続く仕事】まずは短所を理解しよう
ADHDの場合、他と同じような職業についてもまず失敗します。
これを読んでいる人なら、誰でも経験済みのはず。大事なのは、自分の短所を理解すること。
- 一つのことにしか集中できない
- 他人と連携して何かをするのが苦手
- 興味のないことを継続できない
- 不注意、ケアレスミスが多い
僕が自分で感じるのは、ここらへんですね。
なので、今はこの4つに当てはまることは絶対にやらないよう、気をつけてます。
マルチタスクはやめよう
普通なら、マルチタスクをする場合それぞれの作業に「優先順位」をつけて、しっかりわけて作業ができるらしいです。
僕たちADHDにはよくわからない感覚ですね。目の前のことに全力なので、優先順位なんてどう考えてもつけられない。
僕の体験談を紹介します
コールセンターの研修時。
上司が参考書の一部を音読。他の従業員は、上司が読んでいる箇所を蛍光ペンで下線を引きながら暗記。
しかし、ADHDの場合「聞く」というタスクと同時進行で「線を引く」ことができず、聞いて覚えてました。その結果「線すら引かずにやる気がない人」と判断される始末。
最終的に試験があるんですが、僕は聞いて覚えてるので試験では1位の成績を収めました。ですが、他はメモをとって必死にやってる中、僕はただ座ってるだけにしか見えないので、上司に迷惑だと言われましたね。
この時「ああ、この社会はバカばっかりだ。」と、本当に思いました。笑
チームプレイはやめよう
ケアレスミス量産機のADHDにとって、チームプレイは致命的な職種。
例えば、締め切りを忘れて他の業務に集中し、他人に迷惑をかけるなど。こんなの日常茶飯事じゃないですか。
マジで、チームプレイは地獄。ADHDで集団行動なんて愚の骨頂でしかないので、やめましょう。
関心0の単純作業はやめよう
健常者って「別に仕事好きじゃないけど生活費のために普通に働いてる〜」って人いるじゃないですか。
ADHDの場合、それは無理なんですよね。詳しく言わずとも、もう身体で覚えてるはず。
「好きな仕事をする」なんて夢物語だ、と思うのもわかりますが、それはあなたが本気で探そうとしてないだけ。それしか生きる道はありません。
正直、1日の大半を占める「仕事」で、興味のないことやる人生なんて、ADHDなら死んだ方がマシだと思います。そのくらい無理。
ミスが許されない仕事
例えば、個人情報を扱う仕事や、人命を預かる仕事。
こういった職業に就くと、ケアレスミスでどんどん自尊心を失くしますし、最悪人生終わります。
また僕の体験談を紹介します
ド○モショップで働いている時、
- お客さんの個人情報が詰まった書類を、カウンターに置きっぱなし。
- お客さんの個人情報が記載されたPC画面開きっぱなしで、昼飯にいく。
毎日これで、店長に死ぬほど怒られました…。笑
「なんでできないんだ」「何度言えばわかるんだ」と散々罵声を浴びましたが、自分でもなぜできないのか、本当にわからないんですよね。やってるつもりなので。
当然、2ヶ月でクビになりました。笑
ADHDだと仕事が続かない理由
- どこに行っても、クビになる。
- 周りに迷惑をかける
だいたい、続かない理由ってこれだと思います。特に10代や20代で、ADHDが原因で仕事が続かないと、
「何をしても継続できないダメなやつ」というレッテルを、親や友人から貼られてしまい、とんでもないほどメンタルどん底に落ちていく。
「続かない」じゃなくて「続けたいけど、クビになる」だけなんですよね。
あとは、この仕事を一生するなら、本気で死んだ方がマシだと感じるので、逃げる。
こういうのも、結構あるんじゃないですかね。これはマジで、しょうがない。無理なもんは無理。
シンプルにクビになる
この記事を読んでいるキミに、僕が1番伝えたいことです。
本来キミがやるべきは『クビにならないように仕事をがんばる』じゃない。『クビにしたくてもできないほど活躍できる場を見つける』こと。
どうしても防げないケアレスミス
派遣社員やバイト、こういった職って、換えはいくらでも効くんですよ。
本来、仕事でミスをするなんて当然。誰だってミスをする。だけど、小さなケアレスミスで仕事をクビになるのは「誰でもできること」というステージにいるからなんですよね。
『誰でもできるはずなのに、できない→クビ』
当然の流れです。まずは、その「誰でもできる」ステージから抜けることを考えましょう。
ADHDでも続く仕事【活躍できる】
これが、ADHDのキミが本来の力を発揮できる場所。
つづく仕事を見つけたいなら、絶対に持っておくべき軸だと思います。
具体的には、下記5つのような仕事ですね。
WEBデザイナー
- 商品HPのデザイン作成
- 企業・サービスのロゴ作成
- WEB広告ページの作成
- etc…。
ネットで仕事をするなら、デザインスキルは想像以上に最強です。
僕自身、独学でデザインを学び、LP製作やロゴ製作などの仕事を請けることもありますし、何よりスキルをつければつけるほど、単価も高い。
最近受けた例でいうと、LP製作で1本20万、2ヶ月で3本受注しました。資格不要で、クリエイティブなアイデアあふれるADHD人材におすすめの職業です。
- Adobe illustrator
- Adobe Photoshop
- HTML&CSS
- セールスライティング(※あると便利)
- プログラミング(※僕は外注してます)
僕は全て独学で学びましたが、オンラインスクールなども充実していて、本気で学びたいならそういうのもありかな、と思います。
個人的には、迫さん(@ yuki_99_s)が運営する『Design Hacks』が評判もよく、おすすめです。
独学におすすめな本「けっきょく、よはく。」
カメラマン
こんな人生に憧れるなら、カメラマンとしての腕を磨きましょう。
僕は趣味でよく写真を撮りますが、よく「自分を撮って欲しい」「その写真飾りたいです」「コロブさんの写真ファンです」といった声をもらいます。
趣味でも、今ではインスタやYouTube、様々な発信媒体があるので、あなたの写真を発信して、「写真を撮って欲しい」という人の写真を撮りつつ、フリーランスを目指してみるのはどうでしょう。憧れる生き方ですね。
イラストレーター
- SNSアイコン・ヘッダー
- 広告メディアのイラスト素材
- 書籍表紙の作成
- カタログ
- パンフレット
WEBデザイナーと似た仕事で、絵を描くを仕事にする人ですね。
これも、SNSでフォロワーのアイコンを無料で描いたりしながら知名度を集めつつ、フリーランスとして食べていくのも魅力的です。
僕を例にすると、イラストのマネタイズに関しては、本ブログで登場する「うさぎまるだしっ」を、ブログアイコン用として販売してます。
【うさぎまるだしっ】BLOGフキダシコレクション(全25枚)Vol.1
(※画像をクリックすると対象ページへ移動します。)
【うさぎまるだしっ】BLOGフキダシコレクション(全25枚)Vol.2
(※画像をクリックすると対象ページへ移動します。)
ライター
僕はもともとライターとして独立しようと考え、アルバイトでライターをやってました。
ありがたいことに、今ではライティング界でも結構名が知れたので、個人的には1番再現性が高いかな、と思います。
- ライティングスキルを学ぶ
- SEOライティングを学ぶ
- セールスライティングを学ぶ
- 個人でブログを立ち上げてアフィリエイトをする
- クラウドソーシングサイトで仕事を取る
初心者は、まずここを理解すれば早いですね。
資格も不要なので、とにかく書いて書いて書きまくる。腕をあげて、文字単価をあげていけば、その分稼げるようにもなります。
最初は本業+副業でやるのがいいかも。「ADHDでよかったな」と特に感じる事が多い職なので、文章が得意だなって人はぜひ。
プログラマー
と言われてますが、実際はスキル不足だと「下請け業務」ばかりで消耗するらしいので、結構競争は激しいかなと。ただし、このスキルがあればまず食いっぱぐれることはないので、1番確実性が高い職種です。
初心者は難しくて挫折する人も多いようなので、個人的には独学よりオンラインスクールに通って学ぶのが正解な気がしますね。まあ僕なら独学します。お金払いたくないので。w
ポイントは「得意」を仕事にすること
苦手なことはとことんできない分、得意なことは群を抜いて得意。
これを見ているキミも、自分はこれが得意だなというものが、一つや二つあるはず。
それを、自分の長所を活かしつつ、仕事にしましょう。
自分の長所を理解しよう
- 好奇心旺盛で、チャレンジが好き
- 他人との平等な関係を好み、上下関係が苦手
- 浅く広くより、深く狭くの思考
- 過集中と呼ばれる、異常な集中力
- さまざまな感覚に敏感
- 常に自分主体の自由主義
こういった特徴を持つADHDは、圧倒的に社会不適合者です。
仕事が続かないのも当然。ですが、これは圧倒的長所でもあるので、これを活かす「自分の分野」を仕事にしましょう。
スキルアップするなら『修行』しましょう
仕事が続かないと、周りから非難され「仕事を続けなさい」「安定した暮らしをしなさい」「現実を見なさい」と囁く大人は、数えきれないほどいます。
家族も、自分のことを心配してそういう声を投げてきますが、押し潰されてはダメ。
何かに夢中になってください。何かで上を目指してください。
どっちにしろ、ADHDというハンデを背負ったままでは「障害者就労支援」もしくは「アルバイトを転々とする」しか、道はないんですよ。
時間がかかってもいい、とにかく自分の好きなこと、得意なことを見つけて、それを身につける修行をしてください。
結論:ADHDでもつづく仕事は十分にある
こう感じるのは、僕も痛いほど理解できます。それでずっと苦しんできたので。
でも、いつまでもADHDを言い訳にしても、結局何も変わらないんですよね。
ADHDを”言い訳”にするか”武器”にするか、それはキミ次第。
それでは、今日はここまで。アデュー
この記事よんで色んな意味で救われました。
わたしも自分の得意をみつけてみよっと。
家族や友達に、ADHDで特に困っていることをうまく説明できない時、このブログやYouTubeを見せてます。
基本的に誰かと話す時うまく説明することが苦手なのでこのブログ、そしてYouTubeがあって本当に助かりました。
ありがとうございます!
前向きになれたので本当にありがとうございました!
うわあ〜そんなふうに言ってもらえてとても嬉しいです(;_;)
ありがとうございます(*^^*)
めっちゃコメントくれとーやんありがとうwwww